本格ピザと日本のピザの違いとは
- 2021.09.20
近年ようやく日本のピザ屋さんも美味しいピザが食べられるようになってきましたね。
昔はちょっとパンのように厚みのある生地で、本場のピザとはかけ離れたピザが、日本のピザという印象でした。
しかし、最近のピザはイタリアのピザのように生地を薄く伸ばして、チーズをメインにしたピザが増えています。
チーズ以外にバジルやトマトをのせて堪能できるものが増えていますね。
ただ、それでも本格ピザに比べればまだまだ日本流のピザといった印象です。
その最大の違いは粉の違い。
おそらく日本のピザは強力粉や薄力粉を使って作るピザが主流かと思います。
そこに塩やドライイーストなどを含めてアレンジしていきますが、そもそもイタリアのピザとはこの使っている粉が違います。
イタリアでピザに使っているものはセモリナ粉と呼ばれるもの。
強力粉や薄力粉に比べて粗いのが特徴です。
そしてやや黄色っぽい粉になっています。
その理由は、トウモロコシが含まれているため。
実際、セモリナ粉と強力粉で作ったピザを比べてみると仕上がりが異なります。
例えば強力粉のピザで耳の部分を食べると、おそらくあまり味はしないかと思います。
しかしセモリナ粉で作ったピザは耳の部分まで甘みを感じられるため、ソースや具材に頼ることなく、生地をしっかりと味わえます。
この点が最大の違いです。
PIZZA&WINE RIKI-A(リキエー)ではセモリナ粉を使ったピザを提供していますので、ぜひご堪能ください。